サービス付き高齢者向け住宅と有料老人ホームの違いとは?

公開日: 2023/08/01 最終更新日: 2023/07/13

疑問

サービス付き高齢者向け住宅と有料老人ホームの違いをご存じでしょうか。どちらも高齢者向けの施設ですが、内容は異なります。違いをしっかりと理解し、必要な支援が提供される施設を選びましょう。この記事では、サービス付き高齢者向け住宅と有料老人ホームの違いについて、詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

サービス付き高齢者向け住宅の特徴

サービス付き高齢者向け住宅は、要介護度が低く、ある程度自立した高齢者を対象とした住宅です。外出時や外泊時に届け出などの必要はありません。住まいとしての快適さや、プライバシーを確保しながら、安心して暮らせます。

また、安否確認や生活相談などの支援が基本サービスとして提供され、必要なときに専門スタッフのサポートを受けられます。さらに、サービス付き高齢者向け住宅を建築する際には、補助金が出ることも特徴のひとつです

。この補助金制度を活用することで、住宅の建設や改修費用を削減できるため、住宅は増加傾向にあります。豊富に供給されているため、入居待ちのケースはほとんどありません。ただし、住宅単体では介護サービスがついていない点に注意が必要です。

介護が本格的に必要になった場合は、介護サービスを提供する業者と契約する必要があります。ただし、一部のサービス付き高齢者向け住宅では、在宅介護サービスが提供されるため、介護の必要性が生じた場合でも、同じ施設内で介護を受けることが可能です。

厚生労働省が定める特定施設に該当するサービス付き高齢者向け住宅では、有料老人ホームと同じレベルの手厚い介護サービスが受けられます。自立型の施設では、レクリエーションや介護予防のための体操教室などの活動が提供され、介護サービス付きの施設では入浴や食事、排泄の介助などが受けられます。

自立した高齢者を対象にした施設で、必要に応じて、介護サービス業者と契約する形式を取っています。

有料老人ホームの特徴

有料老人ホームは、自立した生活ができる方から、介護を必要とする方まで、幅広く入居対象としています。有料老人ホームは、以下の3つのタイプに分類されます。

アクティブな行動ができる施設から要介護状態まで、施設によって対象とする人が異なるため、自身のニーズや要件に合う施設を選ぶことが重要です。

介護付き有料老人ホーム

厚生労働省が定めた運営・設備・人員配置に基づいて運営され、特定施設入居者生活保護に指定されている有料老人ホームです。介護が必要な高齢者が、介護サービスを受けながら生活しています。食事、入浴、排泄などの介護サービスに加え、リハビリやレクリエーションが受けられる施設もあります。

住宅型有料老人ホーム

ある程度自由に生活できる高齢者から、要支援、要介護認定の高齢者までが入居できる有料老人ホームです。介護サービスは外部業者によって提供され、生活支援や健康管理、食事の用意など、入居者のニーズに合わせて必要なサービスを利用できるのが特徴です。

健康型有料老人ホーム

健康な高齢者を対象とした施設であり、アクティブな生活を送るための有料老人ホームです。施設にはトレーニングルームやカラオケなどの娯楽施設が充実しており、快適に、楽しんで生活することを目指すのが大きな特徴です。

サービス付き高齢者向け住宅と有料老人ホームの違い

施設の対象者や提供されるサービス、費用などが異なるため、自身のニーズや状況に合わせて両者を選択することが重要です。違いをしっかりと確認し、自分にあった施設を見つけましょう。

施設の特徴

サービス付き高齢者向け住宅は、原則として60歳以上の自立した高齢者から軽度の要介護者までを対象としています。一般の賃貸住宅に居住するため、自由に暮らすことが可能です。一方、65歳以上の自立した高齢者と、要介護の高齢者を支援するのが有料老人ホームです。

施設内での生活になるため、一日のおおまかなスケジュールが決められているため、自由な生活が制限される場合もあります。

介護サービス

サービス付き高齢者向け住宅では、介護サービスは外部業者が担当し、入居者が個別に契約する必要があります。必要な介護サービスにしぼるなど、自由に選択して利用するとよいでしょう。

一方、介護付き有料老人ホームは、施設の職員により、食事、介護、家事、健康管理などの複数のサービスが提供されています。また、介護スタッフが24時間常駐しているため、安心感が高く、充実した介護を受けられるでしょう。

住宅型有料老人ホームは、サービス付き高齢者向け住宅と同じく、外部業者と契約して介護サービスを受ける形式です。

費用

サービス付き高齢者向け住宅に入居するための敷金は2〜5か月分で、月額費用は10〜30万円程度です。一方、有料老人ホームでは、入居のための一時金が無料の場合もありますが、高級な施設では数千万円の一時金が必要となる場合もあります。月額費用は15〜40万円程度と高額です。

まとめ

サービス付き高齢者向け住宅と有料老人ホームの違いは、対象者、介護サービスの提供形式、付帯サービスの内容、費用面などにあります。一般的に、自立した生活を送りたい方にはサービス付き高齢者向け住宅が、介護が必要な方には有料老人ホームが適しています。各施設の特徴を押さえ、高齢者のニーズや状況に合わせて選択しましょう。

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